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現業評議会第54回定期大会(2021.9.10)

 9月10日(金)に現業評議会第54回定期大会を開催しました。
 まず、一般経過報告のたたかいの総括では、現業職場を守っていくためには、「人員の確保」が最重要課題であり職員の退職を見越した早めの取り組みを行い、また、現業職場を直営で行う意義を改めて確認しました。
 続いて、議事の「2022年度運動方針」では現業労働者の権利である「協約締結権」を活用した運動展開が非常に重要であること、前段のたたかいの総括であったように、「人員確保」の取り組み強化が再度提起されました。「2021現業統一闘争の闘争方針」では、行動指標として以下5項目が提案され、統一闘争に向けた意思統一が図られました。
 (1)賃金決定にあたっては、労使合意を基本とし、一方的に実施しない。
 (2)直営堅持の維持
 (3)質の高い公共サービスを継続して提供するため、技術継承が可能となるよう計画的な採用を行うなど、人員を確保する。
 (4)組合員の賃金・労働条件に関する交渉は十分な協議期間を持って事前協議を行う。
 (5)その他の要求項目についても、確定闘争、春闘へとつなげ具体化した項目については、確認書を締結する。
 最後に、大会宣言・大会スローガンが提起されたのち、重任となった生田議長の団結がんばろう!で本大会を閉会しました。